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リスティング広告でよくある広告審査落ちの理由と対応方法のまとめ

リスティング広告では、管理画面から広告入稿する際に広告掲載のポリシーに準拠しているか確認する審査が行われます。この広告掲載のポリシーは、法律を遵守しているかどうかだけでなく、媒体を利用するユーザーの安全性や利便性を高めるために作成されています。

審査によってポリシーに違反していると判断された広告は、Google広告では「不承認」Yahoo!広告では「掲載不可」とステータスが表示され、広告の掲載は出来なくなります。いわゆる「審査落ち」した状態になります。

皆さんは、頑張って作った広告が停止されてしまい、予定していたプロモーションが思うようにできずに困った経験はありませんか?

万が一、広告が審査に落ちてしまってもしっかりと対応できるよう、今回は広告 不承認の 際の理由と対応方法についてご紹介します。

■広告の審査基準

広告ポリシー

広告の審査基準は広告ポリシーによって定められています

ポリシーには、対象となる「広告の見出し・説明文・広告表示オプション・リンク先ページ・画像・動画」などのコンテンツのフォーマット要件のほか、危険な商品・サービスの宣伝の禁止、不実表示の禁止など様々な項目があります。

また医薬品、健康食品など商品・サービスによって個別に基準が設けられているものもあります。広告実施前には改めてポリシーの確認をしていただくことをおすすめします。

参考:Google広告のポリシー(Google広告 ヘルプ)
参考:Yahoo!広告ガイドライン(Yahoo!広告 ヘルプ)

■代表的な不承認の理由

ここでは、代表的な不承認の理由について詳しく紹介します。

よくある不承認の理由についてはその理由をしっかりと把握して、万が一不承認になった場合にもすぐに対応できるようにしておきましょう。

広告の誇大表現

誇大表現とは、ユーザーの誤解を招くような過度な表現を用いて商品やサービスを事実よりよく見せようとする表現のことです。

例えば投資系サービスの広告の「誰でも稼げます」といった表現や、美容系サプリの広告んの「必ず瘦せます」といった表現がこれにあたり「広告不承認」となる可能性が高くなります

ユーザーに誤解を与えない表現で、商品・サービスの魅力を伝えるようにしましょう。

また最上級表現についても同様に注意が必要です。 最上級を表す言葉には、以下のようなものがあります。

最上級表現は媒体によって使用条件などが異なります。 Google広告よYahoo!広告の最上級表現の使用条件については以下の通りです。

参考:編集基準と表現(Google広告ヘルプ)
参考:[ブログ記事] [Google 広告 よくある質問] 広告掲載ポリシー 編(Google広告ヘルプ)
参考:最上級表示 Yahoo!広告(Yahoo!広告ヘルプ)

Google広告は広告のリンク先ページ内に最上級表現の根拠が示されていれば、広告に使用することができますが、Yahoo!広告では広告内で根拠も示さなければなりません

実際にYahoo!広告で紹介されている掲載可能な最上級表現の広告を紹介します。

画像引用元:広告掲載基準、最上級表現、No.1表現【第9章7.関連】(Yahoo!広告ヘルプ)

このようにデキスト内で情報が明記されていれば、最上級表現を使用することは可能ですが、文字数制限もありその他の訴求をすることは難しくなってしまいます。Yahoo!広告で最上級表現を使用する際は、バナー画像などに根拠となる情報を明記しディスプレイ広告などで配信することをおすすめします。

薬機法違反

薬機法とは、正式名称を「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」といい、製造・表示・販売・流通・広告などについて定めた法律です。医薬品、医療機器のほか、医薬部外品、化粧品、健康食品などで活用されています。
*2014年11月にそれまでの「薬事法」が改正され、名称も「薬機法」に変更されました。

広告規制については、薬機法第66条~第68条で以下の点について定められています。

参考:医薬品等の広告規制について(厚生労働省)

各媒体もこの法律に則り媒体の広告ポリシーを定めています

それぞれのポリシーの詳細については、以下のページも参考にしてください。

参考:ヘルスケア、医薬品(Google広告ヘルプ)
参考:広告掲載基準_第6章_薬機法などの広告表示規制および個別の掲載基準があるもの(Yahoo!広告)

リンク先ページによる不承認

広告のリンク先に設定しているページが原因で広告が不承認となるケースもあります。

こちらも媒体によってリンク先ページに求められる条件などは異なります。特にGoogle広告では「機能していないリンク先」や「クロールできないリンク」など細かく要件が指定されていますので、不承認になった場合はそれぞれに合わせて修正を行いましょう。

リンク先が要因となり審査落ちとなる例

参考:リンク先の要件(Google広告ヘルプ)
参考:広告の関連性について(Yahoo!広告)

記号、句読点の利用

広告で使用できる記号も媒体によって異なります。

「Google広告で使用できた記号がYahoo!広告では使用できず不承認になってしまった。」といったケースもよく見られますので、注意しましょう。

また同じ媒体でも、広告のクリエイティブの種類によっては使用できないケースもあります。

例えば、Google広告では「!」は説明文に使用することはできますが、広告の見出しには使用できません。

このように細かいルールもあり、媒体のアップデートにより使用できる記号も変更される可能性もありますので、定期的に公式サイトを確認されるのがおすすめです。

使用可能な記号

Google広告及びYahoo!広告で使用可能な記号を一覧にしました。(2021年4月時点)

参考:編集基準と表現(Google広告ヘルプ)
参考: [ブログ記事]Google広告で使用できる記号一覧(Google広告ヘルプ)
参考:検索広告入稿規定(Yahoo!広告ヘルプ)
参考:テキスト広告入稿規定(Yahoo!広告ヘルプ)

■審査落ちの対応

不承認の広告の確認方法

次に広告が不承認になっているかの確認方法について紹介します。

Google広告


Google広告では「広告管理画面で確認する方法」「ポリシーマネージャーで確認する方法」の2つの方法があります。

「広告管理画面で確認する方法」

広告管理画面の左側にあるサイドメニューから「広告と広告表示オプション」をクリックします。広告の掲載結果の画面に移ったら「フィルタを追加」をクリックします。

フィルタを追加で開いたプルダウンの中から「不承認の広告」を選択します。

ステータス欄の「不承認」にカーソルを合わせると不承認の理由を確認できます。

「ポリシーを確認」をクリックすると、不承認理由に該当するGoogleポリシーのヘルプページが開かれ不承認の理由の詳細を確認することができます。

「ポリシーマネージャーで確認する方法」

広告管理画面の右上にある「ツールと設定」を開き「ポリシーマネージャー」をクリックします。

「ポリシーを確認」をクリックすると、不承認理由に該当するGoogleポリシーのヘルプページが開かれ不承認の理由の詳細を確認することができます。

Yahoo!検索広告


Yahoo!検索広告の審査については「審査状況画面」から確認することができます。

Yahoo!検索広告の管理画面を開き、画面上部の「キャンペーン管理」から「審査状況」をクリックします。

「広告の審査状況」の画面に移ります。

表示内容の選択「キーワード」「広告」「広告表示オプション」から審査状況を確認したい項目を選択します。

審査状況選択から確認した審査状況を選びます。審査状況は以下の5つのパターンで確認できます。

審査状況:「すべて」「審査中」「掲載不可」「掲載停止」「掲載不可と掲載停止」

該当する広告があれば下の枠に表示されるので、審査状況の詳細を確認してください。

画面右側で期間を絞り込み確認することも可能です。「広告の送信日(入稿日)」と「審査完了日」の2パターンで広告を絞り込むことができます。

参考:検索広告の審査状況の確認方法(Yahoo!広告ヘルプ)

Yahoo!ディスプレイ広告


Yahoo!ディスプレイ広告の審査については「広告一覧画面」から確認することができます。

審査状況の項目が「掲載不可」「掲載停止」の場合、横にある吹き出しをクリックすると広告の「審査否認理由と対処方法」を確認することができます。

また「広告の再審査依頼」から該当する広告の再審査依頼画面に移動することも可能です。

画像引用元:YDN広告の審査状況の確認方法(Yahoo!広告ヘルプ)

またダウンロードボタンから「掲載不可/掲載停止の広告をダウンロード(CSV)」を選択し一覧でダウンロードする方法もあります。

参考:YDN広告の審査状況の確認方法(Yahoo!広告ヘルプ)

問い合わせ

不承認の理由については基本的にそれぞれの管理画面上で確認することができますが、実際に広告やLPのどの部分がポリシーに抵触したのかなど、詳細がわかりづらい場合もあります。

そのような場合には、各媒体のサポート窓口に電話やチャットで不承認の理由について問い合わせをしましょう。

再審査の流れについて

Google広告

不承認となった広告を修正し保存することで、自動的に再審査が行われます。

Yahoo!広告

Yahoo!広告では、基本的に一度入稿した広告のタイトルや説明文を編集することは出来ません。広告を修正する場合は、新たに入稿する必要があります。

審査不承認となった広告は削除、配信結果を残して置きたい場合には停止にしておきましょう。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。広告の審査落ちの理由と不承認の際の対応についてまとめました。

広告を出稿する際は広告ポリシーに注意をして、もし広告が審査落ちとなりお困りの際は、今回のご紹介した内容を参考にしてみてください。

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