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【2021年最新版】リスティング広告を利用する上で知っておきたいマッチタイプの特徴を解説

マッチタイプとは、リスティング広告で登録したキーワードとユーザーが実際に検索した語句に対して、広告の表示範囲を決定する設定のことです。

「完全一致」「フレーズ一致」「絞り込み部分一致」「部分一致」の全部で4種類3種類があります。マッチタイプによって、キーワードと検索語句が一致する範囲が異なります。

範囲が狭すぎると、広告の表示機会が絞られクリックやコンバージョンが獲得しづらくなります。逆に、範囲が広過ぎると、無駄なクリックを多く集めCPA高騰の原因になってしまいます。

本記事では、マッチタイプごとの特徴を解説いたします。効率的にコンバージョンを獲得するために、重要な設定なので是非参考にしてみてください。

それでは、詳しく解説していきます。

【重要】フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について

絞り込み部分一致は、フレーズ一致の動作に統一されます。
また絞り込み部分一致の新規作成もできなくなります。
※Google 広告では2021年7月、Yahoo!広告では2021年6月から7月(Yahoo:7月7日統合完了)

下のリンクから見たい項目に直接移動できます。

■完全一致

指定した語句と完全に一致した場合や類似パターンの場合に広告が表示されるキーワードの設定です。

完全一致は 4つ3つのマッチタイプの中で、最も広告の表示対象を限定することできるマッチタイプです。より関心の高いユーザーに広告を配信するためクリック率やコンバージョン率を高めることが期待できます。

一方で、他のマッチタイプに比べて広告の表示回数やクリック数などが限られる為、部分一致など複数のマッチタイプと併用することで、効率よく広告の表示範囲を絞り込むことが可能になります。

さらに完全一致の場合には、「犬」「イヌ」「dog」、「オートバイ」「バイク」のような同義語の検索語句も類似パターンとみなされ広告が表示されます。

具体的な類似パターンは以下に記載していますが、基本的には指定したキーワードと検索された語句の「意味」が同じ場合に広告が表示対象になります。

※類似パターンとは、誤字脱字「お問い合わせ」と「問合せ」などの表記のゆれ、「インフルエンザ」と「インフル」のような略語、単数形や複数形、「無料 素材画像」「フリー素材 画像」のような 検索意図が同じ語句 、「女性用 バッグ 」「バッグ 女性用 」 のような同じ意味の語順が反対の語句、その他、助詞や接続詞を省略した語句も類似パターンとして表示されます。ただし、完全一致で除外キーワード登録した場合は、語順が反対のキーワードは除外されませんのでご注意ください。

■フレーズ一致(2021年7月まで)

指定した語句が同じ語順で含まれている場合や類似パターンに広告が表示されるキーワードの設定です。

指定したキーワードの前後に他の語句が含まれる場合にも広告表示されるため、完全一致よりも検索語句に広がりがあります。ですが、語順が逆の場合や単語間に他の語句が入った場合には広告は表示されません

表示したいキーワードの語順が入れ替わると、別の意味になってしまう場合や完全一致より柔軟にキーワードを広げていきたい場合に有効です。

■絞り込み部分一致 (2021年7月まで)

+記号で指定された語句を含む場合や類似パターンの場合に広告が表示されるキーワードの設定です。

部分一致よりはキーワードの広がりを抑えられ、細かいキーワードの調整が可能です。またフレーズ一致では表示できなかった「語順が逆の場合や単語間に他の語句が入った場合」にも広告を表示することができる為、より柔軟にキーワードを絞り込むことができるマッチタイプです。

■部分一致

指定したキーワードだけでなく、その類義語や関連語句に対しても幅広く広告が表示されるキーワードの設定です。

他のマッチタイプと比べて広告の表示機会は最も多く、想定外のキーワードで検索しているユーザーに対しても広告訴求することが可能です。

一方で意図していないキーワードにも表示され、比較的見込みの低いユーザーからのクリックが増えてしまうこともあります。広告がどのような検索語句に対して表示されているのか定期的に確認し、予定外の無駄なクリックが増えていかないよう除外キーワードを登録して対処しましょう。

■新しいフレーズ一致(2021/07以降)

先述したように、2021年7月にフレーズ一致と絞り込み部分一致の機能は統合され『新しいフレーズ一致』として機能するようなります。

『新しいフレーズ一致』は従来のフレーズ一致よりも広告の表示対象となる検索語句が拡張されますが、絞り込み部分一致よりはやや制限がつく仕様です。

Google広告では、広告の表示対象について次の図のように記載しています。

画像引用元:フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について(Google 広告 ヘルプ)

また絞り込み部分一致で新しいキーワードを追加することはできなくなり、既存の絞り込み部分一致キーワードは、新しいフレーズ一致キーワードと同じように動作します。

メリット
・マッチタイプが4種類から3種類となり使い分けが簡素化され、運用工数の削減に繋がる
・語順によって意味が異なる場合には、語順を考慮した配信がされる

注意点
・以前よりフレーズ一致で登録していたキーワードは、インプレッションが増加する可能性があります。キャンペーンの予算設定に注意が必要です。
・以前より絞り込み部分一致で登録していたキーワードは、リーチが従来よりも絞られるため、リーチできなくなる検索語句が発生することも考えられます。
・除外キーワードのマッチタイプには影響しません。

■BtoBリスティングにおけるマッチタイプ別の効果的な設定例

”サービス名称や会社名などの指名キーワード”は完全一致で登録

サービス名称や商品名、会社名などユーザーが検索した際に、見込みの高い指名の検索キーワードは完全一致で登録しましょう。

名称を指定して検索してくるので見込み度合が高く、お問い合わせに繋がりやすいキーワードになります。 指名検索で注意したいのは、お問い合わせにつながらない「採用」などのようなユーザーの検索意図が異なる語句が混ざることです。

無関係な掛け合わせ語句の候補がわかっている場合は、あらかじめ除外登録し、無駄なクリックの発生を抑えておきましょう。

例)検索語句が「エンパワーズ株式会社 採用」「エンパワーズ アルバイト募集」の場合、「採用」や「アルバイト」を除外キーワードに登録しましょう。

”ユーザーニーズが明確なキーワード”は絞り込み部分一致フレーズ一致

「このキーワードで検索してきたらコンバージョンが獲得できるはず」「過去にコンバージョンにつながった語句」などとお問い合わせの見込みが高いキーワードが明確な場合は、絞り込み部分一致フレーズ一致を活用しましょう。

次の①、②のようなパターンがあります。

①コンバージョンに直結する語句が判明しているが掛け合わせ語句のバリエーションが多い場合

例)「リスティング広告」が検索された時に広告を表示したい場合、「+リスティング広告“リスティング広告”」を登録する。


②コンバージョン実績からキーワードを抽出し登録する場合

例)過去にコンバージョンした検索語句が「リスティング運用 会社」だった場合、「+リスティング運用“リスティング 運用”」を登録する。

”新たなキーワードを発掘する”のに便利な部分一致

運用の初期段階に考えられるキーワード数には限界があります。部分一致のキーワードを登録することで、ユーザーが実際に検索した掛け合わせの語句から新たなキーワードを発掘することが可能です。

例)登録したキーワードが部分一致の「リスティング 広告」の時に、コンバージョンに至った検索語句が「リスティング 広告代理店」「リスティング 運用代行」「リスティング 会社」だった場合、「リスティング」との掛け合わせ語句として「運用代行」「広告代理店」「会社」の3つが新たに発掘されたことになります。

■キーワードの表示優先度

ユーザーの検索語句に対しマッチするキーワードがアカウント内に複数ある場合、どのキーワードで広告が表示されるのか。その仕組みについて優先順位が高い順にご紹介します。

1.検索語句と同一のキーワード

 検索語句と同一のキーワードを使用している場合、そのキーワードが優先的に表示されます。

例)検索語句が「リスティング広告」だった時に、 登録されているキーワードが部分一致「リスティング広告」、フレーズ一致「リスティング」だった場合、検索語句と同一の部分一致「リスティング広告」が優先されます。

2.完全一致のキーワード

 「検索語句と同一のキーワード」が複数ある場合は、完全一致キーワードが優先されます。

例)検索語句が「リスティング広告」だった時に、登録されているキーワードが 部分一致の「リスティング広告」、完全一致の「リスティング広告」 だった場合、完全一致の「リスティング広告」が優先されます。

3.広告ランクが最も高いキーワード

 複数のキーワードが検索語句と一致した場合は、広告ランクの最も高いキーワードが優先されます。

例)検索語句が「リスティング広告」だった時に、同じ広告グループ内で以下のキーワードを活用している場合、 広告ランクの最も高い「リスティング 広告」広告ランク7が優先されます。

※優先キーワードの広告ランクが低く、「配信対象とならない」場合やキーワードの「検索ボリュームが少ない」場合などでは上記の優先ルールに例外が適応されることがあります。

■まとめ

いかがでしょうか。広告配信に使用されるキーワードのマッチタイプについてお伝えしました。

それぞれの特徴を活かし、効果的に活用することで獲得コストの軽減や効率的な運用に繋げることも可能です。コンバージョンが獲得できない、CPAが高いなどという課題をお持ちの方は、ぜひ一度見直してみて見てください。

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