2022.08.22
広告クリエイティブ制作に役立つFacebook広告標準エンハンス(旧:ダイナミック機能)とは?
クリエイティブ制作の工数を減らし、広告のパフォーマンス改善も期待できる『Facebook広告の標準エンハンス(旧:ダイナミック機能))』についてご紹介します。
Facebook広告で成果を上げる為には、継続してクリエイティブを検証・改善していく必要がありますが、
「沢山のクリエイティブを検証するにはリソースが足りない」
「どのようにクリエイティブを改善したいら良いか判断が難しい」
といった課題をお持ちの方も少ないと思います。
今回は標準エンハンスの特徴と注意点について解説していますので、Facebook広告のクリエイティブ制作にお悩みの方は是非参考にしてください。
標準エンハンス(旧:ダイナミック機能)とは
標準エンハンス(旧:ダイナミック機能)とは、ターゲットするユーザーに合わせて表示される広告の内容を自動調整し最適化できる機能です。
<標準エンハンスで出来ること>
標準エンハンスで出来ること①テキストの組み合わせ
広告作成時に設定したテキストオプション(メインテキスト、見出し、説明)から、ユーザーが最も反応すると予測される組み合わせで自動的に表示されます。
パフォーマンスを最大限に高めるために、様々な訴求を含んだバリエーションのあるテキストオプションを設定しましょう。
標準エンハンスで出来ること②メディアエンハンス
広告作成時に設定した画像または動画を、ユーザーが最も反応するように以下の項目を調整します。
標準エンハンスで出来ること③広告レベルの構成上の変更
広告内または広告周辺の表示と構成を、ユーザーが最も反応するように以下の項目を調整します。
標準エンハンスの利点
標準エンハンスでは、通常の広告と同じように画像やテキストオプションをそれぞれ1つ登録するだけで良いので、作成時の工数が少なく施策の1つとして取り入れやすい点がメリットです。
※似た機能として「ダイナミッククリエイティブ」がありますが、こちらは画像やテキストなどを複数パターン登録する必要があります。
標準エンハンスを使用する際の注意点
利用条件
標準エンハンスは、次の場合に利用できます。
広告表示を完全に管理したい場合には向いていない
標準エンハンスを使用すると、パフォーマンス向上のために画像がトリミングされるなどの調整が加えられることがあります。またユーザーごとに最適な広告が表示される仕組み上、テキストオプションの組み合わせなどすべての広告バリエーションを確認することはできません。
綿密に作りこんだ画像・動画などを使用する場合やクリエイティブの規則などが決まっており、細かく管理する必要がある場合にはあまり向いていないので注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Facebook広告の標準エンハンス(旧:ダイナミック機能)についてご紹介しました。
Facebook広告で狙ったユーザーの反応を得るには、画像や広告文などのクリエイティブはとても重要になります。
標準エンハンスは少ない工数でクリエイティブを成果を上げることの出来る施策の1つですので、広告のクリエイティブ制作にお悩みの方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
「Facebook広告を活用して売上を上げたい」「運用している広告のCPAを改善をしたい」などの課題をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。